1精算表とは
試算表に決算整理を加えて、P/LとB/Sを一気に作る下書き表です。第3問の主役。
| 残高試算表 | 修正記入 | 損益計算書 | 貸借対照表 |
|---|---|---|---|
| 整理前の残高 | 決算整理仕訳 | 収益・費用 | 資産・負債・純資産 |
左から右へ、横に足し引きしながら数字を移していきます(8桁精算表)。
2作成の手順(4ステップ)
| STEP | やること |
|---|---|
| ① | 決算整理仕訳を「修正記入」欄に書く |
| ② | 各行を横に集計(試算表±修正記入) |
| ③ | 収益・費用はP/L欄、資産・負債・純資産はB/S欄へ |
| ④ | P/Lの差額=当期純利益を求め、B/Sにも記入して左右一致を確認 |
🎯
どの科目がP/Lか B/Sか迷ったら5要素で判断。収益・費用→P/L、資産・負債・純資産→B/S。第1章が効いてきます。
3当期純利益はどこに出る?
損益計算書(P/L)
費用
当期純利益
当期純利益
収益
貸借対照表(B/S)
資産
負債
純資産
当期純利益
純資産
当期純利益
💰
当期純利益は、P/Lでは借方(費用側)に、B/Sでは貸方(純資産側)に現れます。利益はその年の純資産の増加だからです。
4仕上げの心得
⏱️ 第3問は時間がかかります。決算整理仕訳を先に全部書き出してから、精算表へ転記すると速くて正確。
⚠️ よくあるミス:減価償却累計額や貸倒引当金は「資産のマイナス」なのでB/Sの貸方側。前払・未収は資産、前受・未払は負債。配置を間違えないこと。
5理解度チェック
Q1. 「売上」は精算表のどの欄に集計される?
Q2. 当期純利益はB/Sのどこに出る?
Q3. 「前払費用」はどの欄?
6全体のまとめ 🎓
簿記3級の全体像(6章まとめ)
① 5要素とホームポジション(第1章)が全ての土台。
② 仕訳でその日の取引を記録(第2・3章)。
③ 試算表で集計を検算(第4章)。
④ 決算整理で数字を正しく直し(第5章)、精算表でP/L・B/Sを完成(第6章)。
この流れが「簿記一巡」。あとは問題演習で手を慣らせば合格圏です!
🚀
次のアクション:各章を読んだら、Ankiで暗記を固め、「仕訳ドリル出して」で実際に解いてみましょう。間違えた論点は間違いノートへ。