第6章 ・ ゴール

精算表・財務諸表

決算整理を表にまとめ、2つの成績表を完成させる

1精算表とは

試算表に決算整理を加えて、P/LとB/Sを一気に作る下書き表です。第3問の主役。

残高試算表修正記入損益計算書貸借対照表
整理前の残高決算整理仕訳収益・費用資産・負債・純資産

左から右へ、横に足し引きしながら数字を移していきます(8桁精算表)。

2作成の手順(4ステップ)

STEPやること
決算整理仕訳を「修正記入」欄に書く
各行を横に集計(試算表±修正記入)
収益・費用はP/L欄、資産・負債・純資産はB/S欄
P/Lの差額=当期純利益を求め、B/Sにも記入して左右一致を確認
🎯
どの科目がP/Lか B/Sか迷ったら5要素で判断。収益・費用→P/L、資産・負債・純資産→B/S。第1章が効いてきます。

3当期純利益はどこに出る?

損益計算書(P/L)
費用
当期純利益
収益
貸借対照表(B/S)
資産
負債
純資産
当期純利益
💰
当期純利益は、P/Lでは借方(費用側)に、B/Sでは貸方(純資産側)に現れます。利益はその年の純資産の増加だからです。

4仕上げの心得

⏱️ 第3問は時間がかかります。決算整理仕訳を先に全部書き出してから、精算表へ転記すると速くて正確。
⚠️ よくあるミス:減価償却累計額や貸倒引当金は「資産のマイナス」なのでB/Sの貸方側。前払・未収は資産、前受・未払は負債。配置を間違えないこと。

5理解度チェック

Q1. 「売上」は精算表のどの欄に集計される?
Q2. 当期純利益はB/Sのどこに出る?
Q3. 「前払費用」はどの欄?

6全体のまとめ 🎓

簿記3級の全体像(6章まとめ)

① 5要素とホームポジション(第1章)が全ての土台。

② 仕訳でその日の取引を記録(第2・3章)。

③ 試算表で集計を検算(第4章)。

④ 決算整理で数字を正しく直し(第5章)、精算表でP/L・B/Sを完成(第6章)。

この流れが「簿記一巡」。あとは問題演習で手を慣らせば合格圏です!

🚀
次のアクション:各章を読んだら、Ankiで暗記を固め、「仕訳ドリル出して」で実際に解いてみましょう。間違えた論点は間違いノートへ。