第4章

試算表

仕訳の集計が合っているかをチェックする表

1仕訳から試算表までの流れ

日々の記録は、次の順で整理されます。

① 仕訳帳② 総勘定元帳③ 試算表
取引を仕訳で記録科目ごとに転記して集計全科目の残高を一覧にして検算
🔁
転記=仕訳の借方は元帳の借方へ、貸方は貸方へ書き写すこと。試算表はその集計ミスを発見する装置です。

2試算表の3タイプ

種類のせる数字
合計試算表各科目の借方合計・貸方合計
残高試算表各科目の残高(借方or貸方の差額)
合計残高試算表合計と残高の両方(4列)

3いちばん大事なルール

⬅ 借方合計

資産・費用の残高 など

貸方合計 ➡

負債・純資産・収益の残高 など

⚖️
借方合計 = 貸方合計
一致しなければ、どこかに転記ミス・記入もれがあるサイン。試算表は「検算ツール」です。
⚠️ ただし試算表で発見できないミスもあります(例:貸借どちらも同額で間違える、仕訳まるごと記入もれ、金額の二重間違い)。

4残高はどっちに出る?

要素残高が出る側
資産 費用借方(左)
負債 純資産 収益貸方(右)

第1章のホームポジションと同じ。残高は「定位置側」に出ます。

5理解度チェック

Q1. 試算表で必ず一致するのは?
Q2. 「売掛金」の残高はどちらに出る?
Q3. 仕訳を1つまるごと書き忘れた。試算表で気づける?

6まとめ

3行でおさらい

① 仕訳帳→総勘定元帳へ転記→試算表で集計・検算。

② 試算表は合計/残高/合計残高の3タイプ。

③ 借方合計=貸方合計。ただし発見できないミスもある。