🧭このページで分かること
「簿記3級を受けたいけど、何から始めれば?」に答える1ページです。
①取得方法(申込・受験料・当日)② 試験範囲・出題形式 ③ 合格率・難易度 ④ ネット試験と統一試験の違い ⑤ 勉強法・学習時間 ── の順にまとめています。
🎯① まず全体像
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験科目 | 商業簿記のみ(工業簿記なし) |
| 試験時間 | 60分 |
| 合格基準 | 100点満点中 70点以上(絶対評価) |
| 受験料 | 3,300円(税込) ※ネット試験はCBT-Solutions経由だと別途事務手数料550円 |
| 受験方式 | ネット試験(随時)/統一試験(年3回:6月・11月・2月) |
| 受験資格 | なし(誰でも受験可) |
※ ネット試験・統一試験で、出題範囲・試験時間・合格基準は同じです(商工会議所 公式)。
📝② 取得方法(申込・受験料・当日)
ネット試験(CBT方式)|随時・即日結果
統一試験(ペーパー)|年3回
| 回 | 試験日 |
|---|---|
| 第170回 | 2025年 6月 8日(日) |
| 第171回 | 2025年11月16日(日) |
| 第172回 | 2026年 2月22日(日) |
申込みは受験希望地の商工会議所に直接。方法・受付期間は会議所ごとに異なり、試験日の約2〜3か月前から受付が始まります。結果発表は2〜3週間〜約1か月後で、紙の合格証書が発行されます。
📐③ 試験範囲・出題形式
出題は第1問〜第3問の3題以内。配点は次のとおりです。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | この教材の対応章 |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 仕訳 15題(1題3点) | 45点 | 第2・3章+仕訳ドリル |
| 第2問 | 補助簿・勘定記入・伝票 など | 20点 | 第4・6章 |
| 第3問 | 精算表・決算整理後残高試算表・財務諸表 | 35点 | 第5・6章 |
※ 各大問の配点(45/20/35)は商工会議所が公式に明記しているものではなく、各種解説で共通して案内されている目安です。
2027年度の出題範囲改定について(2026年度内の受験なら影響なし)
現行の出題区分表は2022年度版で、2026年度まで継続適用されます。2027年度に改定される予定です(ネット試験は2027年4月、統一試験は2027年6月から)。
- 削除:手形・債権の譲渡(紙の手形廃止に対応)
- 追加(2級から移行):売上原価対立法、固定資産の除却・廃棄、定率法 など
- 追加(現代対応):電子記録債権・債務、キャッシュレス決済 など
→ 2027年4月以降に受験するなら、改定対応のテキストを選びましょう。2026年度内なら現行教材でOKです。
📊④ 合格率・難易度
| 方式 | 合格率の傾向 |
|---|---|
| ネット試験(CBT) | おおむね 37〜41% で安定(2025年度40.8%) |
| 統一試験(ペーパー) | 28〜42% と回によって変動(直近10回) |
合格基準は「70点以上」の絶対評価なので、合格率は回ごとの問題の難しさで上下します。平均水準は両方式とも約40%前後でほぼ同等。難易度は入門〜初級レベルで、2級(35%前後)・1級(10%前後)より取り組みやすい資格です。
⚖️⑤ ネット試験 vs 統一試験
| 観点 | ネット試験(CBT) | 統一試験(紙) |
|---|---|---|
| 受験日 | 随時(3日前まで予約) | 年3回(6・11・2月) |
| 結果 | 即時判定 | 2〜3週間〜約1か月後 |
| 解答 | PC入力(科目はプルダウン) | 紙に筆記 |
| 電卓 | 持参必須(そろばん不可) | 持参可(そろばんも可) |
| 合格証 | デジタル合格証(PDF) | 紙の合格証書 |
| 範囲・合格基準 | どちらも同じ(公式明記) | |
※公式は「難易度・範囲・合格基準は同じ」としています。一方で予備校の解説には「ネットの方がやや易しい」という見方もあります(参考)。
📚⑥ 勉強法・学習時間
進め方の3ステップ
(3〜4週)
(3〜4週)
(2週)
論点の順序は 仕訳の基礎 → いろいろな取引 → 試算表 → 決算整理仕訳 → 精算表・財務諸表。この教材の第1章〜第6章がこの順序です。
つまずきやすい論点(過去頻出)
過去の出題でほぼ毎回出るのがこの4つ。ここは必ず得意にしておきましょう。
減価償却 貸倒引当金 経過勘定(前払・前受・未払・未収) 売上原価の算定
つまずき対策のヒント
- 貸倒引当金:差額補充法・戻入・当期貸倒れの3パターンを分けて練習する
- 経過勘定:期間計算のミスが多い。カレンダーで「いつからいつまで」を図にする(第5章参照)
- 共通:仕訳を丸暗記せず「なぜそうなるか」とホームポジション(資産・費用は借方など)で理解する
- 行動面:テキストを読むだけで演習不足/問題集1周で本番、にならないよう繰り返し解く
無料・低コストで使える道具
- 🎥 無料の動画講座(YouTube など)… 独学のインプットに
- 💻 無料のWEB講義・問題集(CPAラーニングなど。動画+模試が無料)
- 📱 学習アプリ(仕訳をスキマ時間に。無料/買い切り数百円〜)
- 📗 市販テキスト(1,000〜1,500円程度の入門書1冊)
※特定の商品・講座を推奨するものではありません。学習リソースの「種類」の紹介です。
🔗出典(公式)
- ・商工会議所の検定試験|簿記(試験概要・日程・受験者データ)
- ・ネット試験について(2・3級)(受験料・本人確認・持ち物)
- ・CBT-Solutions 受験者ポータル(ネット試験の申込)
調査日:2026-06-19。試験制度は変更されることがあります。受験前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。