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勘定科目一覧

3級でよく出る科目を、5要素ごとに色分け

🎨色分けのルール

どの科目が何要素かを覚えるのが、簿記の第一歩。色で覚えましょう。

資産 持っている財産(定位置=借方) 負債 返す義務(定位置=貸方) 純資産 自分の元手(定位置=貸方)
収益 もうけの素(定位置=貸方) 費用 出ていくお金(定位置=借方)

💡 迷ったら第1章のホームポジションへ。資産・費用=左/負債・純資産・収益=右

1資産

持っていると嬉しい財産・権利。増えたら借方(左)。

勘定科目ひとことメモ
現金紙幣・硬貨+他人振出小切手などの通貨代用証券
当座預金小切手の引落口座。残高不足は当座借越(負債)
普通預金 / 小口現金普通の口座/日常払い用の少額現金
受取手形受け取った約束手形(あとでお金をもらう権利)
売掛金商品を売った代金のツケ(未回収)
クレジット売掛金クレジット販売の未回収分
繰越商品売れ残った在庫。決算で登場
前払金商品を受け取る前に払った内金
前払費用払いすぎた費用を次期へ繰延(経過勘定)
未収入金商品以外(備品売却など)の代金の未回収
未収収益まだもらっていない収益を計上(経過勘定)
貸付金お金を貸した(あとで返してもらう権利)
立替金 / 仮払金一時的に立て替え/使途未定で先に渡したお金
受取商品券受け取った商品券(あとで換金できる権利)
差入保証金店舗などを借りるとき預けた敷金・保証金
仮払消費税仕入時に払った消費税(税抜方式)
仮払法人税等中間納付した法人税の前払い分
貯蔵品未使用の切手・収入印紙など(決算で振替)
建物 / 備品 / 車両運搬具 / 土地長く使う固定資産(土地以外は減価償却)

2負債

あとで返す・払う義務。増えたら貸方(右)。

勘定科目ひとことメモ
支払手形振り出した約束手形(あとで払う義務)
買掛金商品を買った代金のツケ(未払い)
前受金商品を渡す前に受け取った内金
前受収益受け取りすぎた収益を次期へ繰延(経過勘定)
未払金商品以外(備品購入など)の代金の未払い
未払費用まだ払っていない費用を計上(経過勘定)
借入金お金を借りた(あとで返す義務)
当座借越当座預金がマイナス=銀行から一時的に借りた状態
預り金源泉所得税など、一時的に預かったお金
社会保険料預り金給与から天引きした社会保険料の預かり分
仮受金内容不明の入金を一時的に置く
仮受消費税売上時に預かった消費税(税抜方式)
未払法人税等 / 未払消費税決算で確定した税金の未払い分

3純資産

自分の元手(資産−負債)。増えたら貸方(右)。

勘定科目ひとことメモ
資本金事業の元手として出資されたお金
繰越利益剰余金過去から積み上がった利益の蓄積
利益準備金配当のときに積み立てが義務づけられる準備金

4収益

もうけの素(純資産が増える原因)。発生したら貸方(右)。

勘定科目ひとことメモ
売上商品を売って得た収益(本業)
受取手数料サービスの手数料を受け取った
受取家賃 / 受取地代建物・土地を貸して受け取った
受取利息預金や貸付金から得た利息
固定資産売却益固定資産を帳簿価額より高く売った差額
貸倒引当金戻入引当金が多すぎたとき、余った分を収益に戻す
償却債権取立益前期に貸倒処理した債権を当期に回収できた
雑益少額・分類しにくい収益(現金過不足の整理など)

5費用

出ていくお金(純資産が減る原因)。発生したら借方(左)。

勘定科目ひとことメモ
仕入商品を買うのにかかった原価(本業)
給料従業員に払う給与
法定福利費会社負担の社会保険料(健康保険・厚生年金など)
広告宣伝費チラシ・ネット広告などの宣伝費
発送費商品を送るときの送料
旅費交通費電車・バス・出張費など
通信費電話・郵便・ネット代
水道光熱費電気・ガス・水道代
消耗品費文房具など使ってなくなるもの
支払家賃 / 支払地代建物・土地を借りて払った
保険料保険の掛け金
租税公課固定資産税・収入印紙など(税金・公的負担)
修繕費建物・備品などの修理代
支払手数料振込手数料・各種手数料
支払利息借入金に対して払う利息
貸倒引当金繰入貸し倒れに備えて費用計上(決算整理)
貸倒損失実際に回収不能になった分
減価償却費固定資産の当期使った分の費用(決算整理)
法人税等会社の利益にかかる税金(法人税・住民税・事業税)
雑費少額でどの費用にも入れにくい支払い
固定資産売却損 / 雑損固定資産を安く売った差額/少額の損

⚠️注意:資産のマイナス科目(評価勘定)

名前は資産っぽいのに、定位置が逆(貸方)になる特殊な2つ。

科目正体定位置
貸倒引当金売掛金などの「回収できない見込み」を控除する貸方(右)
減価償却累計額固定資産の「目減りした分」を積み立てて控除する貸方(右)
⚠️ B/Sでは資産のすぐ下にマイナス表示され、差し引いた金額が「本当の価値」になります。仕訳でも貸方に置くのが基本。

🔧5要素に入らない“一時的・集計用”の科目

これらは資産〜費用のどれでもなく、あとで必ず消える仮置き・集計用の科目です。

科目役割
現金過不足帳簿と実際有高のズレを一時的に置く。原因が分かれば該当科目へ、決算まで不明なら雑損/雑益で消す
損益決算で全収益・全費用を集めて当期純利益を計算する集計箱。繰越利益剰余金へ振り替えて消える
💡 どちらも決算が終われば残高ゼロになる“通過点”の科目。B/SにもP/Lにも残りません。

🃏覚え方のコツ

💡 全部を丸暗記しようとせず、「立場で名前が変わるペア」から押さえると速いです。
日常の言葉受け取る側払う/出す側
手形受取手形(資産)支払手形(負債)
お金の貸し借り貸付金(資産)借入金(負債)
商品の掛け売掛金(資産)買掛金(負債)
内金(前払い)前受金(負債)前払金(資産)
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この一覧はAnkiの「勘定科目分類」タグと連動。Ankiカード(CSV)をダウンロードして反復すると定着が早いです。